お父さん・お母さん、もうすでに気がついていると思います。
世の中の変化が激しいこの時代に、こども達の教育も適応できているのか?

そうなんですよ。世の中の変化が激しいのはなんとなくわかるけど、いったい何をどうしたらいいのか、よくわからないです。。。
- 自分が生まれて育ってきた環境と現在の環境が違いすぎて、こどもにどんな環境を準備すればいいかわからない。
- 今の小学校や中学校教育で、これからの世界を歩んでいく力を育てることができるのか?
- 小学校に入る前の幼児教育から何を考えていけばいいのか?
- 今までの詰込み型教育で、いい大学に入り、いい会社に入るという考え方でいいのか?
- スマホはここ10年であっという間に普及し、コロナの影響でオンライン化が定着してきた現代社会で、子ども達はどんな学び方をしていけばいいのか?
- 小学校、中学校、高校、大学・・・どのように進路を選択していけばよいのか?



超スマート社会を支える21世紀型人材を育てるためには、STEAM教育を実践することが、疑問を解決する1つの方法と考えます。
親ができることは、こどもが興味関心をもったところに、適度な環境を与えて見守ることだと思います。
プログラミング教室や教材が流行している背景をよく理解し、自分に合った方法を選べるように知識をつけていきましょう。
- とにかく好きな事にドハマりして楽しんで誰よりも詳しくなる
- 困っている人を助けたい、他人を思いやる気持ちを育てる
- 他人の考えと自分の考えが異なることを知る教養(リベラルアーツ)を鍛える
- 他人事ではなく自分事として考え自ら学んで考動する
- 論理的思考を養い目の前で起こっている事象に疑問を持つ
- AI×ロボット×プログラミング×3Dデザイン×インターネットなどの最先端デジタルテクノロジーを使いこなす
超スマート社会Society5.0とは


日本政府は、第5期『科学技術基本計画』で、次のように社会発展のフェーズを定義しています。
日本は明治維新から昭和の時代で、高度経済成長を遂げ、工業社会で世界をリードしてきました。
しかし、情報社会の中では、GAFAに先を越されて日本は後れをとっています。
そして、これからは、その先に、超スマート社会に発展していきます。
狩猟社会:
農耕社会:
工業社会:
情報社会:
超スマート社会:
STEAMおすすめ本5選


この本を読むことで、STEM教育やSTEAM教育とは、どんなものか?
実践している事例が多くかかれており、とても感銘を受けました。
もっと早く知っておけばよかった と思いました。
是非、自分で本を読んでインプットしたら、実践してアウトプットしてみてください。
第1位:STEAM教育の概念やシリコンバレーでどんなことが実践されているか事例がわかる。
第2位:小学生の女の子が社会の問題を解決してコンテストで優勝。その実体験に基づきこども目線での考え方がわかる。
第3位:日本のSTEM教育は始まったばかり。民間企業の実践例がわかる。
第4位:理系センスを磨いてゲームで遊んだり、楽しく遊びながら将来に備える方法がわかる。
第5位:実際にどんなことから始めればよいか、実際に実験する方法などの具体例がわかる。
21世紀型STEAM人材とは


これからの超スマート社会を生き抜くこども達は、どのように成長していけばよいのか、私自身ずっと考えて情報収集してきました。実体験や本によるインプットなど様々ありますが、要約すると、次のようなことが言えると思っています。
STEAM教育とは下記の頭文字をとったものです。
STEAMの本質は、『人間を重視して、人間を幸福にすること』です。
アメリカで考案された教育方法で、特にシリコンバレーで発展しています。
日本でも少しずつ取り入れていく動きがあります。これらを先取りしていきましょう。
芸術というと絵とか音楽などを思い浮かべますが、
Arts(アーツ)という考え方があり、これは教養を意味します。
リベラルアーツとは、答えが無い問題にどう対処するか考え、自由人として生きるための学問と言われています。
STEM+A=STEAM なので、テクノロジーと芸術の融合と言われていますが、
問題に向き合うための考え方として、リベラルアーツを理解しておくことが重要です。
とにかく好きな事にドハマりして楽しんで誰よりも詳しくなる
こどもに限らず大人だって、好きな事については、どんどんやりたくなります。
好きな事、得意なこと、面白いと感じること、これらに没頭しましょう。
なんとなく思考停止して毎日を過ごすのではなく、好きな事に没頭していると、
その分野で、いつの間にか、誰よりも詳しくなっていると思います。
たとえ、ゲームでもOKです。体調を壊さない程度に没頭してみてはいかがでしょうか。
困っている人を助けたい、他人を思いやる気持ちを育てる
日本は平和な国なので、日常生活で困ったことは少ないかもしれません。
海外では、食料不足があったり電気などのインフラが整っていなかったり、
様々な困りごとがあります。SDGsを見ながら世界の困りごとを考えてみましょう。
まずは身近なことからで良いので、誰かが困っていたら自分のできることで良いので助けてあげましょう。
学校で廊下にゴミが落ちていたら拾ってゴミ箱に入れるとか、なんでもいいので世の中を改善するために工夫してみるマインドを育てましょう。
他人の考えと自分の考えが異なることを知る教養(リベラルアーツ)を鍛える
10人いたら10個の考えがあり全く同じ考えの人はいません。
相手の話をよくきいて自分の考えも話してお互いを理解しあうようにしましょう。
そのためには相手が話をしたら『自分は今、こんな風に受け取ったけど、認識は合っていますか?』
と聞き返してみることで、お互いの理解を深めていきましょう。
他人事ではなく自分事として考え自ら学んで考動する
これ、メチャメチャ大事です。
まずは、自分の好きな事に没頭して良いのですが、それができた人は、相手のことも考える余力を身につけましょう。
相手の視点でモノを見て考えるようにしましょう。そのとき、今までに無かった観点に気づくときがあります。
そして、相手の立場に立って考えて行動しましょう。考えて行動することを考動と呼ぶことがあります。
せっかく自分の好きなものを作っても、これが皆に受け入れられないと価値になりません。
スティーブジョブズがi-Phoneを発明できたのは、相手が求めるものを自分の技術力で工夫した結果です。
世の中で何が求められているのか情報を集めて考えて、その課題を解決するために自ら学んで考動し、解決案を考えてみましょう。
論理的思考を養い目の前で起こっている事象に疑問を持つ
論理(ロジック)とは、言葉と言葉の関わりのことです。
自分が考えた思考のプロセスが正しいことをチェックして、自分が立てた仮説に説得力を持たせることです。
目の前で起こっている事象は、なぜ発生したのか?疑問を持ち、そして、自分なりに仮説を立てて考えていくことが
論理的思考に繋がっていきます。
AI×ロボット×プログラミング×3Dデザイン×インターネットなどの最先端デジタルテクノロジーを使いこなす
AIを創ったりカスタマイズするために、プログラミングの知識を身に付ける。
ロボットを動かすためには、ロボットがわかる言語で指示する必要がある。つまり、それがプログラミング。
3Dでモデルを作って、それを画面上で動かしてゲームを作るためにも、プログラミングが必要。
インターネットを経由してデータを送受信したり、お金がデータに置き換わったり、
そんな時代に、その仕組みを理解できる方が、メリットを享受できると思います。
ぜひ、プログラミングの知識を学んで、最新テクノロジーを理解して、よりよい生活を手に入れましょう。
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