2022年1月15日にWRO2022のルールが公開されてから、コツコツ練習を続けてきました。
コースシートが届いてから2週間が経過したので、これまでの経過を記事に残していきます。
およそ2週間のペースで過程を記事に残していこうと思っています。
それでは、やっていきましょう!
PDCAの”P” 目的ゴールを決めて計画を立てる
PDCAのPとして目的とゴールを具体化するためには、まずルールを理解して、そのルールに基づいてどんな達成手段を構築するかを考える必要があります。
最初から正解にたどり着くことは不可能なので、失敗する前提で、とにかくやってみることが大切です。
やってみて、失敗して、考えて、またやってみて、失敗して、考えて、これを繰り返すことが重要です。

これが高速でPDCAを回すということですね。
コースシートの発注と設置
1/15に公式のルールが発表されるのがわかっていたので、事前に自宅練習用のコースシートを発注しておきました。
コースシートの発注は、いつも通っているロボットプログラミング教室にお願いしました。
結果、1/23に我が家に届いたので、さっそくコースを設置しました。
コースシートの費用は、およそ12,000円です。
ダイニングテーブルの上に、コース台を置いて、その上にコースシートを広げました。
写真に示すよように6畳のこども部屋に設置したので、コースのすぐ隣にはPCを置いたデスクが2つあります。
ロボット研究用のラボです。


余談ですが、ダイニングテーブルがこども部屋に行ってしまったので、我が家ではしばらく和室テーブルで食事することになりました。。。
公式ルールの翻訳
公式ルールは英語版しかありません。日本語版は発行されないのです。
だからロボット兄弟は自分達のちからで翻訳をしました。
Google翻訳を使って英語の文章を1行ずつ地道に翻訳して、それをパワーポイントに貼り付けていきます。
この地道な作業を2人で分担して完成させました。
・ロボット兄弟が翻訳したもの


・さざえもんが翻訳したもの


まぁ、だいたい同じですね。



小学生の段階で英語の文章を翻訳してパワーポイントにまとめること自体、素晴らしいです。なので、メチャクチャ褒めてあげました。
誤字・脱字は多いですが、日本語のルールを頭に入れて内容を理解することが目的なので、そんな細かいことには触れません。(という私も、Google翻訳に頼っただけなので、間違い多いと思います)
ルールを体で覚える
さて、公式ルールを翻訳して、ある程度の理解ができたと思っていても、実は全く理解できていません。
ルールを読み込んで、体で覚えるまでが大変です。
これを、頭の中だけで考えても、全くイメージすることはできません。
もっとも簡単な方法は、実際にやってみることです。
ということで、さっそく、コースにオブジェクトを配置しました。
オブジェクトは、てんとう虫と、赤い雑草と、緑の雑草と、フェンスと、スイッチです。
公式ルールには、赤い雑草の位置と、緑の雑草の位置は、ランダムに配置されると書いてあるので、
どうやって練習すればいいかな?という議論になりました。
結論としては、ひとまず、仮の配置として、ルールブックに書いてある位置でやってみよう。
ということで、このように配置します。



実際にオブジェクトを配置したら、自分がロボットになったつもりで、どうやってゴールまでたどり着くかを議論しました。
『自分事として考えることがメチャクチャ重要です』


工数を確保してマインドを醸成する
コースシートを自宅に設置してから、毎日コツコツ、ロボットと向き合う必要があります。
毎日ゲームして友達と遊んでいては、ロボットについて考える時間を取ることができません。
とはいえ、友達と遊ぶことも大切なので、週に1回くらいかな?という感じで合意しています。
できるだけ、毎朝、毎晩、ロボット兄弟とミーティングを行います。
朝食を食べながら、今日の予定を確認します。
- 学校から帰ってくる
- 宿題する
- ゲームしてテレビ見る
- 友達と遊ぶときもある
- ロボット考える(ロボットのどの部分を作るのか、何が課題なのか、具体的に会話する)
- ご飯食べる
- お風呂入る
- 寝る
学校から帰ってきたら、宿題して、ゲームして、ロボットやって、ご飯たべて、お風呂入って、テレビ見て、寝る
というように、およその時間配分を確認します。
とはいえ、予定通りに進むことは、ほとんどありませんが、ママにも声かけしてもらえるように、あらかじめ時間配分を決めて紙に書くようにします。
ときには、『今日は友達と遊ぶから、ロボットできない』とか、『今日はおばぁちゃんの家に行くからロボットできない』とか、ロボットできない日も当然のようにでてきます。
でも、きのうはロボットできなかったから、今日は、少し多めにロボットやろうかな?という心理になるように、会話するようにしています。
そして、夜のミーティングでは、今日はどこまでできたかな?どんなことを考えて、何をやったか、うまくいったか、うまくいかなかったか、を話し合うようにします。
そして、明日は何をしようか?と明日の予定を話し合います。



毎日計画を立てて習慣化することが大切。
今日は、ここまでできたよ!
または、今日はできなかったけど、明日、挽回しよう!
という気持ちにしておくことが重要です。
PDCAの”D” Do 実際にやってみる
次に、PDCAのDを実践します。Doなので、やってみるというフェーズです。
- てんとう虫をどうやって助けるか?
- みどりの雑草を首ちょんぱするには、どういうロボットの形がいいか?
- 赤い雑草を運ぶには、どういうロボットの形がいいか?
- 緑の雑草と、赤い雑草を見分けるには、どうすればいいか?
- ライントレースは必要か?ライントレース無しでもいいか?
- 走行用のモータはLモータか、Mモータか?
要件『〜しなければならない』を達成するために、どんな構造にするか、どんなプログラムにするか、これを考えるのがエンジニアリングです。
そして、考えた結果のプロトタイプ(試作品)を試作して検証を進めていきます。
でも、課題が多く思考錯誤が続いています。試作品を改造しながら、少しずつレベルアップしていきます。
この過程を楽しむことがエンジニアの醍醐味ですね。



あっ!そうだ!こうやってみたらどうかな?



あ〜、ダメだ。。。じゃぁ、こうしてみたらどうだろう?



うーん、そうだ、これでよくね?



ちょっと、音楽聴きながらやろうかな!



という具合に、歌を歌いながら、ケンカしながら、ゆる〜く頑張っていまーす。
やらされるのではなく、自分から進んで考えるマインドが重要ですね。
まさに、エンジニアそのもの、と言えると思います。





あ〜、ここまで作ったぞ!いい感じになってきたぞ!
よし!休憩だ!
つづく。
■前回の記事は↓こちらを参照ください。


■なぜ、ロボットプログラミングに集中しているのか?その理由はこちらを参照ください。↓


■ロボットは、どんなものがあるのか?ロボットプログラミング教室はどこがオススメなのか?解説しています。↓




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